映画について②

学生時代、友達と映画館で観た作品で記憶に残っているのが2作。
・ピーターホルトン監督作「マイ・フレンド・フォーエバー」
少年の友情物語。号泣しました。後々、主演のブラッドレンフロが亡くなったと知った時は、寂しい気持ちになりました。
・デヴィッドリンチ監督作「ストレイト・ストーリー
おじいちゃん映画。ポスターに惹かれて映画館へ。静かで淡々としている、いい映画でした。

いつかのクリスマス、(君の欲しがった椅子を買ったのはB'z)友達のおうちに集まって、中田秀夫監督作「リング」をDVD鑑賞しました。部屋を暗くし、ビクビクしながら観ていたのですが、終盤に友達のお母さんが帰宅。私達にバリバリ聞こえる声で電話をし始めたので、怖さが薄まってちょうど良かったです。でも、あの「目」と、のそっと出てくる貞子の不気味さは、数日間尾を引きました。

 

短大時代は、「原節子さんの映画をただただ観る」という授業がありました。その授業で出会った「東京物語」と「晩春」は、その後何度かレンタルするくらい、大好きな作品となりました。ただ、その当時はまだ映画に関心が無かったので、教室が暗いことをいいことに、居眠りをしたり、友達とこそっと後ろのドアから抜け出して帰ったりと、決して真面目な生徒ではありませんでした。なんてもったいない。いやほんとに。すみません、小津監督、原節子さん、笠智衆さん、短大の先生、ペキンパーさん。

 

楽しく、憂鬱でもあった学生時代が終わり、いよいよ社会人に。
異性の話題に触れないのもあれ(どれ?)なので、さらっと触れると、当時お付き合いしていた人とFゲイリーグレイ監督作「ミニミニ大作戦」を観に行きました。ミニクーパーが可愛くて、爽快感のあるカーアクション映画でした。あの日観た俳優の名前がジェイソンステイサムだったことを私はまだ知らない。劇場版あのジェイ。

そして、27歳の夏がやってきます。