認識した話

今日の飲み会で食べた明太もつ鍋が美味しかったな。出汁が身体に染みた。

 

今回は「認識する」って事について書きたいのです。

この前、「このダウン(コート)は10万円くらいするんですよ」っていうネットニュースが目に入りました。ブランド名はカナダグース。そのコートにはブランドを示す大きめのワッペンが付いていて、意識してみると街にそれを着ている人がウジャウジャいるの。あ、あの人も!あ、あの人も着てる!って目につくつく。ネットで知る1秒前までは全く目に留まることのなかったものなのに。それがなんとも不思議で。知る前にはもう戻れないし、戻る必要もない。ただ「知った」だけでこうも景色が変わるもんかねって話。

 

それ繋がりでいうと、今年に入ってから読んだ小説に「ひとりごちる」って言葉があったの。文脈から「独り言を言う」って意味なのはわかった。念の為ネットの国語辞典でも調べて、ほーそんな言葉があるんかってなったのね。そしたらその後読んだ2冊の本でもその言葉が出てきて、え?なんなん?その言葉を認識したから目につくの?じゃあ知る前はどうしてたの?スルー?たまたま出会わなかったの?ってなりました。

 

あ、あと、私がブラックサンダーを認識したのも随分遅くて。それを好きな友達と出会って目に留まるようになったんだけど、それまで存在を全く知らなかった。知った後はもうどこの店でも売っててびっくり。抜群に美味しいし。

 

だからなんやねんって感じでしょうか。これ読んでくれてる人は私をもう知ってるんだね。なんかすごーい。最後にちょっと気になってるんだけど、ワッペンって言い方ダサいのかな。もっとしゃれた言い方あるんでしょうね。おやすみ。