母との時間

今日は我が家に母が来た。前日から仕込んでいたフレンチトースト。「わー喫茶店みたい!」とはしゃぐ母。以前何度か作った時にも喜んでくれていたんだけど、「フレンチトースト初めて食べた!」と言われてズコー。母は、みかん、りんご、イチゴ、プリン、ククレカレー、オロナミンC2本をお土産に持ってきた。前日に伝えた「手ぶらで来てね」を振りだと思ったのか?なんもいらんのに。

 

母は最近観た映画で面白かった作品を私に伝えようと、小さな紙にメモしていた。それは、「恋人たち」と「リップヴァンウィンクルの花嫁」の2作。安藤玉恵さんいいよねーと言い合う。「1日1本映画観るのが幸せ」と言っていた。近くのGEOまじで潰れないで欲しいね、と2人で願う。レンタル屋さんと銭湯に行くのが母の運動であり気晴らし。最近は家でラジオ体操をしていると言っていて、なんとラジオ体操のDVDを持ってるとの事。いつどこで買ったのかはなんとなく聞かなかった。母には母の世界があるんだ。「うち、第二のこれが好きなの」と母の前で体操をした。

 

母が愛犬といちゃついている間に、お土産用に卵焼きを作った。最近よくお味噌汁を作っているようで、お味噌汁いいよねーと言い合う。小分けになってるお豆腐が便利だって。私がちょっと脅したから、母は、愛犬と会うのはもしかしたらこれが最後になるかも、と感じていたかもしれない。フレンチトーストを喜んで食べる母、母が持ってきた犬用おやつにがっつく愛犬を見て、食欲があるのはいいことだ、と胸をなでおろす。

 

母は私が描いた愛犬の絵を見て、「ふくろうみたい」と笑っていた。犬だし!