書くこと

読んでくれる人がゼロ人でも私はブログを公開し続けるのかな。書きたい欲と読んでもらいたい欲の割合が自分でもわからない。

 

数か月前、福山とか天海祐希が出ている番組で、浦沢直樹が「絵は毎日描けばうまくなる」というような話をしていた。そしたら文章も毎日書けばうまくなるのかな、とぼんやり思った。ってことは、文章うまくなりたいんだろう。ここは自分を吐き出す場だから、出来るだけ気持ちに合った言葉を繰り出したい。そして、嬉しかった事を吐き出したい。例えば、ポルトがまだ観れてなくて「早く観たい、自分はポルト好きな気がする」って言った時に、既に観ているさっちゃんさんが「好きだと思う」って目を見て言ってくれた事とか。実際好きだった。あの時ほんとはとても嬉しかったんだー、が溜まっている。

 

秀でたものがない学生時代だったが、唯一自分だけが選ばれた事があった。小学校の卒業アルバムにクラスの代表として詩が掲載された。何作か匿名で先生が読んでいって、沢山手が挙がったものが選ばれるって流れだった。担任の先生から、「2位だった子のこの部分もいいから、これも混ぜて書き直して」って言われて、今思えば大いに引く出来事ではあるんだけど、選ばれた事は素直に嬉しかった。だからといって、国語が得意でもなかったし、読書感想文は苦痛だった。

 

今はブログを読んでもらえてとても嬉しい。ここに書かれてる事だけで、ゆみってこういう人、って決められていい。自分ってほんと何もないな・・って思う時もあれば、毎朝同じ時間に起きて、吹雪の中出勤している時に、これで十分じゃない?って思う時もある。友がみな、われよりえらく見ゆる日もある。こんな自分をふいに羨ましがられて驚く日もある。うまくオチが見つけられない夜だってある。