動物病院には、看板犬であり輸血犬として、白くてフワフワの、四つん這いにした私よりでかいであろうメスのワンコがいる。私は愛犬を抱っこして顔を近づけたけど、でかさにビビったのか目を合わせようとしない。その様子に私も京極さんも笑ってたんだけど、今思うと、「思い出のマーニー」で仲良くない子とお祭り行かせるくらいのことなんじゃないかと思った。お祭りってよっぽど仲良くないと行けない。

 

今日の愛犬は今までで最長のクルクルタイム。足腰の鍛錬になると前向きに考えてるけど、落ち着かない様子を見ているのは私も落ち着かない。今は私の横で、私の布団のど真ん中で、眠っている。いいよ、君の布団だ。君の家だ。なんでこんなに可愛い妖精がそばにいてくれるんだろうってよく思ってる。己がお金で買ったんだけども。愛しさの塊。あいみょんじゃないけど、まじでアイラブユーじゃ足りない。

 

どれくらい見えないのか、何を思ってるのかわからないこと、話せないことに、少しほっとしたりもしてるんだ。