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「フレンチアルプスで起きたこと」の感想

ネタバレしてますー

 

私は、奥さんが、自由を謳歌している女性に般若みたいな表情で食ってかかるシーンが、一番どんよりしました。奥さんは、旦那さんに対しても、その女性に対しても、こう言って欲しい、言わせたい、って言葉があるのに、それを言ってもらえなくてモヤモヤしているように思いました。

 

旦那さんは確かにやらかしてしまいました。生存本能が勝ってしまった事は奥さんにとって残念なことだったとは思いますが、それよりも、認めて謝る事が出来ない人だと、信頼関係が揺らぎ、今後の生活にも影響を及ぼします。

 

でも、奥さんも奥さんで、リフトのバーを急に下ろした時に謝らず、帰りのバスは誰よりも先に降りました。初対面の人達の前で、旦那さんのマイナスのイメージを印象付けるエピソードを話す事も、ただ関係を悪化させるだけなのに突っ走ってしまいます。そして、それを誰にも突っ込ませない威圧感があり、ゆとりがありません。

 

そして、ここからは男性がゲンナリしてしまう内容だと思いますが、旦那さんが「怖くて逃げちゃった。ごめん。」と、もしすんなり言えたとしても、それでも起きた事を全部チャラに出来ないのが怖いところです・・・。女性の感情の排水溝は目詰まりを起こしているのが常態。水はチョロチョロと流れても、塊はずっと残ったまま。その後も、事あるごとにその塊を持ち出したり、また別の塊が増えていって、いつかオーバーフローを引き起こしかねません。怖いですねー。怖いですねー。

 

この映画は、あのヒゲモジャの人が一番良いところを持っていったように思います。落ち着いていて、小さい男に思われたとしても素直に不満に思っている事を伝える可愛げがありました。バスでも女性と子供を優先させようとしていました。

 

最後になりますが、2人の子供達にとって、両親の泣き顔や怒った顔より、父親が母親を助けに行った後ろ姿や、お姫様抱っこをして戻って来た姿が、より記憶に定着したらいいなぁと思いました。もしそうさせたいと思って、奥さんがわざと雪山から降りてこなかったのであれば、素敵な親心だなぁと思います。

 

追伸
ちゃんまいさん、ちゃんくみさん。ポッドキャスト楽しく聴いています。私は真性の出っ歯なので、「フェイスオフ」の回は興奮して会話にまざりたくなりました。ちゃんくみさんが笑いながら言う「嘘でしょぉぉ」が好きです。ちゃんまいさんのカールルイスのチョイス!映画の話が出来る女友達が近くに住んでいなくて寂しいのですが、お二人のトークを聴いてると自分もお喋りに参加して一緒に笑っている感覚になれてとても楽しいです。今後も、ウシダさんとのコラボを期待しています。