お手紙

しちゃんへ

 

まずは私の事を書くね。

今のパートナーとは、ほんとにイライラもモヤモヤもヤキモキもせずに、穏やかでいられるんだよね。若い頃の私はもっと不安定だったと思うし、相手の一挙手一投足を気にしてた。今の人と長く良い関係でいられてるのは、出会った時から、圧倒的な人としての信頼感があるのが大きい気がする。

 

あと、ちゃんと家に自分だけのスペースがあるのが大きいかも。それぞれ自分の部屋でゲームしたり本読んだりもできて。寝室が別だと、眠りにつくまで好きな過ごし方できるって私の中ではかなり大きくてね。睡眠関連は大事。1人の時間大事。

 

しちゃん苦しそうなの知ると、一緒にいない時でも優しさに包まれてるような気持ちになれるパートナーに出会えたらいいな、って感じる時ある。

 

うちは昔、なんで結婚しないのって言われたり、そういう状況を分析されたくないがために、「結婚した人」「子供を産んだ人」になりたくて必死だったことあった。今思うと周りを気にしすぎ且つエゴの塊なんだけど、あの頃はそうしないと抜け出せないと思ってたし、それを叶えてくれる人を探してた。そういう願望に巻き込んでしまった人に対しては、今でも申し訳ない気持ちがあるよ。あと親を安心させたいって気持ちもあったかな。わかりやすい形が欲しかった。自分が、年齢重ねて円くなったり、結婚や子供を望まない今だからこういう気持ちでいられるのかなとも思ってるから、しちゃんに、こうしたら?とか明確なアドバイスは何も言えなくてね。

 

ごめんね、ここからは勝手な憶測なんだけど。私が知ってる微々たるものの中で思うことは、今回の彼はアプリ消さないでいたことでしちゃんに疑念の芽を植え付けたことがまず良くなかったんじゃないかって勝手ながら感じてて。なんとなく信頼できてないゆえ、発生しちゃう感情があるんじゃないかな。こんな自分、こんなこと言っちゃう自分、めっちゃ嫌いだわって思うのってほんと疲れるもんよね。なんでこんな風になっちゃうんだろうって泣きたくなる事もあったな。

 

しちゃんが、この人といる時、1人でいる時と同じくらい楽だわって思える人に出会えたらと願うし、1人で吸う風もまた美味し、とも思えたらいいねって、陰ながら思ってます。取って付けたかのように言うけど笑、今の人との時間が健やかなものに変わっていくのなら、それも良き事とも思う。誰にでも良い部分と難ありな部分あるから、それを無理なく受け止め合える2人でいられたらいいね。

 

しちゃんのことが大好きなゆみより