2016-01-01から1年間の記事一覧

フリスク

先週金曜日、葬儀場ではあまりよく眠れませんでした。いつも煮込んでクタクタになったようなタオルケットにくるまれて寝てるからかな。フカフカな布団一枚じゃ落ち着きませんでした。母はそれなりに眠れたようでホッとしました。寝起きの母は、いつもより小…

死してなお

明石家サンタが始まるのを待っています。 今週木曜、仕事を14時で早退し、大通駅で一度降りてTSUTAYAにDVDを返却。アパートに着き、リンゴを切って塩水に浸しました。葬儀場に一泊するので、念のため水道の水落としをし、落とした途端、もよおしたくなりまし…

一つの別れ

21時台の「ドント・ブリーズ」まで、札駅で紅茶を飲んでいる所です。 今週水曜、父方の祖母が亡くなりました。これで、私の祖父・祖母はみな天に召しました。 祖母は93歳でした。10数年前から、病院と特養を転々とし、私の父、祖母にとっては一人息子が亡く…

私が東京に行ける理由

東京への一泊旅行、滞りなく終了しました。順々に、起こった事を書こうかとも思ったのですが、それよりもまず今思ってる事を書きます。 数年前から、年に数回東京へ赴く事が出来るようになったのは、別れた夫と、夫のご両親のおかげなんです。それまでは、母…

機内にて

今、飛行機に乗っている。到着したらブログにあげよう。口元の吹き出物は治らなかったし、こんな日に首を寝違えている。 飛行機は新千歳空港から成田空港行き。離陸した瞬間、あぁこれで無事にみんなに会えるんだ、とほっとして涙ぐんだ。楽しみに待つ時間が…

東京の夜

前回の僕モテイベントは、確か夜中の3時台に眠くて離脱しました。ホテルの予約をしていなかったので、新宿近辺を放浪し、漫画喫茶の看板が目に入ると突撃、撃沈、突撃、撃沈。外の風に当たって眠気も吹き飛び、これは飲み会に戻る方が得策か・・なんかまたみ…

決意のようなもの

35歳の最後に読んだ本は、前田知大さんの「散歩する侵略者」でした。こんな面白い話が思いつく前田さんの頭の中を覗いてみたくなりました。松田龍平さん、合うわー。合うわー。怖くて優しい映画になりそう。 35歳の最後に買った本はこちら。 雨宮まみさんが…

サンタさん

忘年会で味噌仕立ての鍋を食べ、1次会でそそくさと消え、帰り道の雑貨屋さんでこれを買いました。 アンガールズみたいなことやってるね。 ほわほわ〜すやすや〜 このシリーズ大好きで、毎年ちょっとずつ増えていってます。記念撮影してみましたよ。 プレゼン…

株主

「ディストラクション・ベイビーズ」と「せとうつみ」、母、高評価でした。うちの母は昔からゲオの株主なので、全て半額でレンタル出来てるみたいです。父のアドバイスは、今も母の生活を細々と助けてくれています。ゲオ、倒産しないでね。 それにしても、新…

とりとめなし

今日は仕事から帰って、納豆ご飯と、お弁当用に作ったおかずの余りを食べました。その後、次の日食べる用に、大根と人参のお味噌汁と、煮物を作りました。煮物は、鶏肉・糸こんにゃく・油揚げ・玉ねぎを炒めて、昆布水・砂糖・酒・みりん・醤油で煮ました。…

食卓

私はよくお弁当に卵焼きを入れます。味付けは、砂糖・塩・牛乳が定番。時々、枝豆や余ったきんぴらごぼうを刻んで入れたりします。甘い卵焼きを食べた時、この一口の中に、砂糖の小さな一粒一粒がまんべんなく散らばってるんだよなぁ、健気だなぁ、と思った…

映画について ラスト

先日、原一男監督作「極私的エロス 恋歌1974」を、先程、東陽一監督作「四季・奈津子」を観ました。どちらも凄く良かったです。今、出会えて、今、観れて良かったと思う内容でした。「四季・奈津子」は私が生まれた年に上映された作品のようです。父親は観た…

映画について⑦

父は大学生の頃、東陽一監督の映画の現場を手伝っていたそうです。その名前を聞いた瞬間、「あ!もう頬づえはつかないの人でしょ。前観たよ!」と母に言いました。 映画の現場って大人数で動くから、その他大勢の1人だったんだろうと思いましたが、私が生ま…

映画について⑥

母が映画をレンタルするようになったのは、私が高校生の頃からだったと思います。主にレンタルだったのですが、「あなたが寝てる間に」(ジョンタートルトーブ監督作)のVHSだけは購入したようで、家にありました。この作品、サンドラブロックがキュートで、…

映画について⑤

この週末で、原一男監督著「ドキュメンタリーは格闘技である」読了しました。面白かったー!濃い!エネルギッシュ!刺激的!今は亡き、深作欣二監督、今村昌平監督、大島渚監督、新藤兼人監督へのインタビューを文字起こしした1冊。「軍旗はためく下に」「人…

インターミッション

今日は仕事終わりに、大通のTSUTAYAで「ゆきゆきて、神軍」「ヒポクラテスたち」「くもりときどきミートボール」「ズーランダー2」「マイ・ブラザー」をレンタルしました。 帰宅してうどんを食べたら睡魔がぐわっと襲ってきたので、潔く、目覚ましをかけて布…

映画について④

札幌の名画座「蠍座(さそりざ)」は、2014年12月30日に閉館しました。蠍座では、「南極料理人」に食欲を、「恋の渦」に性欲を刺激され、「十三人の刺客」では半紙に書かれた5文字に鳥肌が立ち、いずれも映画館で観れて良かったと感じていました。 まもなく…

映画について③

27歳の夏。私は、自分を含め3名体制の会社に勤めていました。メンバーは、40代の社長(男性)、5歳の年上のTさん(男性)、私。社長は外勤が多かったので、必然的に事務所にはTさんと私だけ。Tさんは口数が少なく、一緒にいて気楽な人でした。 何気ない会話…

映画について②

学生時代、友達と映画館で観た作品で記憶に残っているのが2作。・ピーターホルトン監督作「マイ・フレンド・フォーエバー」少年の友情物語。号泣しました。後々、主演のブラッドレンフロが亡くなったと知った時は、寂しい気持ちになりました。・デヴィッドリ…

映画について①

映画と私の距離が近づいたのは、27歳の夏でした。 今回は、その夏が来るまで、その夏、さらに拍車がかかった冬、母と映画、今感じていること、の5つの項目に分けて書いていきたいと思います。 その夏が来るまで、私と映画の関わりはとても薄いものでした。ま…

私を構成する数字

朝は8時までに職場へまっすぐ家に帰った場合は18時に到着通勤時間は35分 永遠に住むような予感すらする我が家の家賃は36,000円水道代は固定で2,500円電気代は先月2,916円ガス代は先月4,186円ストーブとコタツでどれだけ跳ね上がるかなスマホ10,000円医療保険…

冬のいでたち

「まだあのコートを出す時期じゃない。11月だよ?今から着て真冬何着るのさ」と無駄な意地を張って、未だにトレンチコートな私です。そのくせ、マフラーに手袋に腹巻きにブーツ装着、ってちょっとおかしい事になっています。 小学校の頃、同級生の男の子が白…

JRの旅(後編)

目的地「ピパの湯 ゆ〜りん館」に到着。清潔感があって、いい温泉でした。通常の露天風呂の他に洞窟露天風呂があり、雪と紅葉を岩の間から眺め、冷たさを帯びていく髪とは反対に、身体はどんどん温まっていきました。 至福な温泉タイムを終え、脱衣所で着替…

JRの旅(前編)

11月3日の祝日は、友達とJRの旅を楽しんできました。期間限定で発売されている1日散歩きっぷ(指定された区間内は普通・快速列車乗り放題/2,260円)を購入。 まずは札幌駅から岩見沢駅へ。岩見沢駅近くのお店で「天狗まんじゅう」を購入しました。天狗まんじ…

スリッパ

昨日は母と夜ご飯を一緒に食べました。お店は母のリクエストでとんかつの和幸。最近食欲が旺盛のようで、とても嬉しいです。 席に着くなり、私にお土産でアップルパイ1カットと、暖かい仕様のスリッパをくれました。私は母が自分のためにお金を使うことが好…

先日、デンマークの映画「偽りなき者」をDVD鑑賞しました。「嘘」にまつわるお話。 私は年齢を重ねるごとに、どんどん素直になってきたように思います。小さい頃は内弁慶で、特に家族の前ではひねくれ者、やましい事は隠し、嘘もついていました。 小学校低学…

実感

日ハムの中継、普段は全然見ないのに、優勝するかしないかってなると熱心に見始める人をご存知でしょうか?はい、うちの可愛い母です。 母は今年の夏に1ランク体力を落としたこともあり、今は1日1回電話で話をしています。毎日話していると、特に話すことも…

湯(感想というより私の話だけど、観てから読んでね)

「湯を沸かすほどの熱い愛」を先ほど観て帰ってきたとこです。また自分語りをします。出来れば観てから読んで欲しいです。 数年前に父を亡くしてから、身体があまり強くない母との距離はとても縮まりました。縮まれば縮まるほど、母を失うのが怖くなりました…

布団の中

おはようございます。まだ布団の中です。 休日は、目が覚めても、気の済むまで布団の中でゴロゴロするのが好きです。布団の中の冷たいスペースを足で探したり、スマホをいじったり。休日は平日にできないことをする日だもんね。ゴロゴロ最高。 昨日は「心が…

椅子

私は現在35歳。全然大人になれてない・・・と日々嘆いていましたが、リリーフランキーさんが雑誌で「大人って子供の想像の産物」と言っていたので、あっさり開き直りました。 私の1番古い記憶は幼稚園の父兄参観。今は亡き父が来てくれていました。そこでみ…