よくわからない話とシジミ

先日、(恐らく)蚊に刺されまして、手の甲が腫れました。

挨拶もなく身体に触れ、針を刺し、血を抜き、痒み成分を残していく。すごいご身分だなと思います。ギブアンドテイクの概念をわかっているようなわかってないような。仕事中、刺された部分が熱を持って痒かったので、ラップで氷を包んで輪ゴムで縛ったものを手に載せて仕事をしていました。徐々に氷が溶けて、簡易氷のうのようになったのを見て、水をラップに包むのは大変なのに、凍らせるだけでいっちょ上がりなんだなぁ、なんかアレみたいだなぁと思いました。アレっていうのは、なんていうんでしょうか、緊張状態にあるものに優しくして取り囲んでしまえば、その緊張が解けても、そこからはもう逃れられないってありませんかね。

 

ちょっとずれてるかもしれませんが、派遣会社のコーディネーターがスタッフを連れ立って、雇用会社に挨拶か面接に行く姿って、妙なイヤラシさを感じるんですよね。「ここの部長、話し方はきついんですけど、いい人なんで。〇〇さんならきっと気に入られますから大丈夫。そんなに緊張しないで。」とかなんとか言っちゃってー「更新確認で3カ月に1回連絡します。〇〇さんもちょっとでも何か困ったことがあったら遠慮なく連絡ください。」とかなんとか言っちゃってー雇われる女の子も健気に「はいっ!頑張ります!」とか言っちゃって。「あー、もうこの人頼りがいあるわ、なんて思っちゃったんじゃないでしょうねー早いよ!まだ早い!余裕がある時は誰だって優しいんだよ!」ってクラゲのような簡易氷のうを見ながらそんな事を考えた私はなんなんでしょう。仕事しろ。手の腫れは引きました。

 

最近、母から頂き物のシジミを分けてもらいまして、ちょくちょくお味噌汁にしてるんですけど、もう最強。シジミ最強。五臓六腑に染み渡る。大根と人参、お豆腐と長ネギとわかめ、大根と油揚げ、じゃがいもとわかめ、玉ねぎと卵、好きなお味噌汁沢山あるけど、ちょっとシジミはもう別枠として考えないといけません。大好きな和幸もお味噌汁はずっとシジミだもんねー。一通り食べ終わった後に、お味噌汁だけお替りしてゆっくり飲むのが好きなんだー。