3連休初日

3連休の初日。まず、あべちゃんと「スパイダーマン:ホームカミング」をIMAX3Dで。あっし、マリサ・トメイみたく年齢を重ねたいー。笑っても怒っても可愛いー。スパイダーマンの造形って格好いいなぁって改めて思った。スタイル良くって、シュっとしてて。一瞬ジャケット羽織るんだけど、それがまた体のバランスの良さを引き立ててて、え、立てててって「て」が多すぎじゃない?でも合ってるよね。そうー。難しい事考えずに観れる映画で良かったよ。数年後にストーリー聞かれてもうまく答えられなそうだけど。「即死に設定でいい?」って時々言っていこう。

 

映画の後はタージマハルでカレー。痩せたいくせに、ナンお替りして半分こずつ食べない?って誘惑してしまった。私もあべちゃんも、Twitterはプライベートの友達とは繋がっていなくて、それが楽だよねって話をした。自分は学生時代からの友達とは、便りがないのは良い便りって感じで、マメには連絡とらない。適度な距離感がちょうどいいー。もし友達から「ゆみのTwitter見つけた」って言われたら、頼むからフォローしないでって言いたいわー。不思議だけどね、これだけ映画観たり、映画仲間と繋がっていることは、別に知ってもらわなくても大丈夫って感じ。自分に対する変な独占欲というか秘密主義というか。今の私の生活を一番知ってるのはこのブログを読んでくれてる方々だよ。ありがとない(急な志村)。

 

あべちゃんはバイトへ。私はカフェで、「ましろ日(1巻)」「スローモーションをもう一度(4巻)」「どうして人はキスをしたくなるんだろう(みうらじゅん宮藤官九郎)」を読んだ。全部あべちゃんから借りたもの。ありがたやー。どれもめちゃ面白いしー。そしてスガイで「ジェーン・ドウの解剖」観たよ。映画観ながらポップコーン食べる手を止めたの初めて。(またポップコーン食ってやがる・・ってあべちゃんの心の声が・・)ほら、タイトルに解剖ってつくくらいだからさ、あれらがごっそりですよ。そら食欲も失せますよ。ホラーにおける怖って思う色んなバリエーションを豊富に取り込んでる贅沢な86分。エンドロールで残ったポップコーンをバックバク食べました。

 

ほろよいのキウイ味出たら嬉しいなー。

 

 

しみじみと。

最近の札幌はずっと20度台をキープしていて、とても過ごしやすい。

 

母は、私の元旦那さんのご両親に、住所が変わったことを伝えるのを兼ねて暑中お見舞いを書いたと言っていた。それを読んだお義母さんから母に連絡が入り、久しぶりに話をしたとの事。二人とも(お義父さん・お義母さん)元気に過ごしていて、愛犬に会えるのをいつも楽しみにしていると言っていたそう。ありがたいね、ずっと元気でいて欲しいね、と母と話した。結婚していた頃は、お互いの親を含めてよくご飯を食べていた。そういう場に母が憶することなく参加したり、みんなが母を温かく迎え入れてくれることがとても嬉しかった。元旦那さんが仕事の時、それ以外の4人で京極町に水を汲みに行ったりすることもあった。ただお付き合いしているだけだとこういう関係にはなれなかったと思うから、短い期間ではあったけど結婚してよかったと思う。「善人」と辞書を引けば、元旦那さん家族の写真が載っていても全く不思議じゃない。

 

以前、カップリングパーティで出会った2人の男性と食事をした事がある。失礼ながら、今となっては名前は全く覚えていないし、顔もほぼ覚えていない。なんとなく覚えているのは、その時、私は仕事についてよく相手に聞いていたという事。自分は母の元を離れたくない気持ちが強かったから、転勤族の人は避けたかった。そして、自分は正社員じゃないから育児休暇はない、すぐ社会に復帰はしたいけど、数ヵ月は旦那さんのお給料に頼ることになる。そういう思考回路から、安定した職についている人を探していた。まだ何も始まっていないのに、先の事ばかり考えていた。「結婚した人」「子供を産んだ人」に、その時はなりたかった。今となってはね、それがどんなに相手に失礼な事なのか、それがどれだけ視野を狭めているかが痛いほどわかる。出会ってまもない人との付き合いで「結婚」「子供」を最重要事項に持ってきてしまうと、それが叶わなかった場合、一気に崩れる。まずは育てていかなくてはいけないものが別にある。

 

最近ね、職場のエアコンを消して、窓から入ってくる風に当たりながら木々を眺めていると、心から幸せだって思えるんですよね。しみじみと。はたから見たらそうは見えないかもしれないし、強がっている人に思われるかもしれない。でも、知らず知らずに自分に課してしまった呪いから解放された今、心がとっても軽やかです。まもなく独り身になって1年。落ち着いた毎日を送れています。

体は私を知っている

昨日からウォーキング&ランニングを始めました。

2~3年に1度、走りたい期がやってくるんですよね。だいたい夏の涼しい夜に。ちょこちょこ走って、秋の終わりにやめるっていう流れ。今回は走りたくなる明確なきっかけがありました。

 

先日、Netflixで「パルプ・フィクション」を観ながら、ツイストを踊るユマ・サーマンを真似して家で踊ってたんですよね。鼻つまんでブクブク沈んでいくやつとか。3回くらい全力で踊ってたら身体が熱くなってきて、全裸になったんです。そして姿見に全身を映してストレッチを始めたんだけど、もう本当にたるみきってるんですよね。ちょっと体をひねったら脇腹に段重ねのお肉があったり、足の爪先が見えないくらいお腹が出ていたり。脇腹のお肉は胸の一部ってことで前向きに処理したんだけど、お腹はね、まぁ毎朝シャンプーする度に悲しくはなっていたんだけどね、直視すると中々の痛さでした。男性の前で脱いでない身体の集大成。イェーイ!

 

あとね、身体をよく見ていると、どこも繋がってるんだと感じたわけです。1枚皮だし、腕を動かすと胸やお腹が震える。東国原さんだったかな、毛生え薬飲んだら胸毛が生えたってエピソードが好きでさ、どこに効くかわかんないけど無性に身体を動かしたくなりました。っていうか、身体の管理に性格が出るのはあるよねぇ。部屋の掃除とかでも見て見ぬふりが得意な私は、現在ひざ下の毛を放置しているんだけど、だんだんストッキングを突き破りそうになってきてます。腋毛の永久脱毛の時にひざ下もやればよかったな。

 

今日は、家の近くの公園を何周かして、1時間程で帰ってきました。花火をしている家族、ベンチで話をしているカップル、スマホを見ているスーツを着たおじさん、私と同じように歩いたり走ったりしている人たち、タクシーを停めてトイレに入っていく運転手さん。それぞれの夜が生きていました。8月でもずっと風に吹かれていると耳が冷たくなるんだなぁ。スマホは重いから鍵だけ持って出掛けているんだけど、やっぱり音楽が欲しくなる。腕につけるケース買おうかな。でもなー、歩きながらTwitterばっかり見ちゃいそうだしなー。なんせTwitter大好き人間だからさー。LINEに不具合あってもなんも慌てないけど、Twitterの繋がり悪かったらオロオロするよ。

 

全然関係ないけど、よしもとばななさんの「体は全部知っている」っていう短編集が好きです。よしもとばななさんでいうと「デッドエンドの思い出」の中の「幽霊の家」も大好きです。

 

 

 

お墓参りとお蕎麦

今日は、午前10時の映画祭で「ローマの休日」、母とお墓参り、7月分の映画スクラップ、4時間昼寝、お菓子バクバク、カレー食べたい、そして今。

 

13時、麻生駅発の無料バスで母とばらと霊園へ。車内では、天気が良くてよかったって話、オードリーのウエストが細いって話、斉藤由貴に不倫報道があったところで、あの人の可愛らしい雰囲気とか、素敵な女優さんであるってことは何ひとつ損なわれないって話、私の友達ががんになった話などをした。お墓に水をかけ、花・ろうそく・線香を手向け、これからお参りするって段で母がわさわさ荷物を片付けだしたので、「手合わせてから片付けたら?」って私が言ったら、「あ!まだやってなかったか!」って言ったから笑った。帰りのバスでは、(お墓参り)終わってほっとしたねーと母。父方と母方のお墓が両方ばらと霊園にあるから一度で済んで楽だねって話をした。

 

麻生駅にあるスーパーでお蕎麦を食べた。昨年もそのお店に行ったんだけど、その時は天ざるのサービスデーで、二人で喜んで食べた。今回はミニ天丼がついたお蕎麦が700円だったので、ご飯残してもいいからそれにしたら?と母に言って、二人でそれにした。海老天大好き。ライムスターの「ちょうどいい」を思い出しながら、蕎麦湯を飲んだ。普通のもりそばって量足りないよね、5口くらいで食べちゃうよね、お昼ご飯と夜ご飯の間に食べても支障なさそうだよね、いつも何かの帰りにはお蕎麦食べてたよね、と話をしていたら、母が「パパ、お蕎麦好きだったもんね」と言った。

 

お墓参りや日曜日にスーパーに買い物に行った帰りに、よく家族で寄ったお店があった。父が亡くなり、そこに行く機会はなくなった。ある時期、私は散歩をよくしていた。今回はいつもより遠くに行ってみようと距離を伸ばしたら、偶然そのお蕎麦屋さんに出くわした。いつも父の車で行っていたから住所を把握していなくて、案外近い場所にあった事に驚いた。懐かしさも手伝って、休憩がてらお蕎麦を食べたんだけど、その時の味が、家族みんなで食べていた時の味と寸分変わらずで、急に涙が出てきた。もうみんなで食べられないけど、同じお蕎麦はまだあった。同じお蕎麦はまだあるけど、もうみんなで食べられない。父の不在が急に現実のものに感じられた。泣きながらお蕎麦をすするなんて、きっともうないんだろうな。

 

母は天ぷらとお蕎麦完食。帰りにサザエでお赤飯を買っていた。地下鉄でも、お墓参り終わってホッとした、と言っていた。何年先も、何十年先も、ずっとこんな風に二人で過ごしたいけど、そうはいかないんだろうなって考えると寂しくなった。父はあまりに急な死だったので、なんの覚悟がないまま、押し寄せてきた波に飲まれた。お蕎麦を食べて涙が出てきたあの時は、静かに岸に打ち上げられた瞬間だったのかもしれない。

酔いの戯言

完全なるノープランで書き始めました。

今日は職場の飲み会。この歳になっても、職場の飲み会に行く前は、〇〇円払うなら回転寿司行きたい・・とか、ドンキーなら〇回行けるのに・・って憂鬱になったりします。今日は飲み会&カラオケだったのだけど、友達とカラオケ行った時のノリで合いの手入れていたらそれがその場にフィットしていたような感じで、なんだ普段の自分でいいのか、って思いました。下手だろうが、適当であろうが、その場を楽しんでる人でいるって事が大事なのかなってなんとなく感じました。職場の飲み会を楽しく過ごせたのってほんとまれ。

 

普段こうしてブログを書いていて、正直怖くなることがあります。知識の無さとか、頭の悪さとか、文章の下手さとか、心の狭さとか、全部露呈していますよね。自分が何か強めな事を言うと、そんなんだから離婚するんだよ、って思われるんじゃないかと思って、発言を控えることがあります。自分が誰かと接していて、そんな風に思った事なんてないのに。「こう思われるんじゃないかって考えるってことは、あなたがそう思った事があるから」って考え方もあるけど、私はそれは合っているようで合っていないと思う。前ツイートした事ある内容だけど、私は週末に買った服を月曜日に着るのを躊躇していた時期がありました。周りに、「見たことない服着てる。週末に買って張り切って着て来たのかな」って思われるんじゃないかっていう自意識。でも、自分は月曜日に誰が何を着ていようが一度たりとも気にしたこと無いんです。更に言うと、さっきまで一緒に飲んでた人の服装すら、何一つ覚えていない。人は自分の事で一生懸命で、他人の事はさほどインプットしない。そうわかっているのに、つい自意識過剰になってしまう。私の文章を読んだ所で、いちいち私を誰も分析しないんですよ。書きたい事書けばいい。金太郎飴みたいに、どこから切っても私の顔が現れる文章を書きたい。

無言女とガツガツ女

さて、カップリングパーティで最も印象に残っている女性について書きますぞ。

 

その会は、私もその女性(Aさんとします)も一人で参加をしていて、席が隣同士。特に会話をするでもなく、黙々とプロフィールシートを記入し、スタートを待ちました。いざ始まり、私は男性と話し始めたのですが、ふと、Aさんとその向かいの男性が無言でいることに気が付きました。むむ?と思ってそちらが気になったものの、私の向かいにも男性がいるので、プロフィールシートを見て必死に会話の糸口を見つけて、精一杯の愛想良さでコミュニケーションを取りました。スタッフさんの合図で男性が横にずれ、先ほどAさんの前では無言だった男性は私と普通に話をしてくれたのですが、私は男性よりも、また無言でいるAさんの方が気になって、意識をそちらに向けていました。

Aさんは男性から質問されてもそっけなく答えるだけで、自分からは一切質問せず、その乗り気じゃない雰囲気を感じ取ったのか、男性が黙り、Aさんも黙り、ほぼ無言。どの男性でもそう。笑うこともなし。フリータイムをどう過ごしていたかは自分のことで一生懸命だったのでノーチェックだったのですが、会の終わり、私はある瞬間を見逃しませんでした。

 

まず先に男性が全員退場するのですが、ある男性がAさんの元に来て、小さく折った紙を渡していたんです。もちろん何て書いてあったかは不明です。邪推ですが、〇〇で待ってます、とか、スタッフさんを通して受け渡される紙には書ききれない何かを書いたのでしょう。私は、「おい!!全然喋ってないのに、モテてるぞ!!」と思いました。「やっぱりこういう場ではまず顔かーー!!」とも思いました。そう、Aさんは可愛い人だったのです。正直悔しかったです!自分の顔のレベルはよく知ってる。それをカバーする為ってわけでもないけど、こういう出会いの場では感じいい人に見られたかったし、時間ギリギリまで話そうと努力していました。

 

その帰り、マックでポテトをむさぼり食っていた時に冷静に考えたのは、Aさんの媚びない雰囲気とか一貫したクールな態度に、私も確かに惹かれたなって事でした。見た目だけじゃない。私は常にガツガツ&ノリノリで、制限時間で自分というものを使い果たしていた気がします。この人どういう人なんだろう、もっと話してみたい、そう相手に思わせる余白ゼロ。私のスクラップブックも余白ゼロ。なんとか結果出してやる!って張り切って、目が血走って、鼻の穴広げて、ギラギラしてたんでしょう。今思うと恥ずかしい。でも、もし今同じ状況になったとしても、また同じことするだろうな。

タイミング

先日Netflixである映画を観た。観終わった後、その映画を褒めていた前の職場の先輩を思い出した。その女性の先輩とは何度も飲みに行き、くだらない話でガハガハ笑い合う関係だった。一回り以上歳が上、そして立場がとても上の先輩。退職し、連絡を取り合うこともなくなった。私は離婚をし、結婚を喜んでくれた先輩にその報告を怠った。1年4ヵ月ぶりに、「先輩がいいと言っていた映画を観た」、といきなりメールを送った。返事があり、ご飯を食べることになった。会わなかった間に、先輩は大切な家族を失っていた。そして今月初め、仕事の面でも大きい局面を迎えていて、それが一段落ついた頃に私のメールが届いたとの事。半年前だったら、一か月前だったら、こんな風にスムーズに会える状況ではなかった。たまたまのタイミングが、実はベストなタイミングだったのが不思議だった。食事をしながら離婚の報告をし、店を変えてお茶をして別れた。お互いが健康で元気にまた会えたことがとにかくよかったと伝えた。私が何も変わっていなかったことが嬉しかったとメールが来た。またちょこちょこ会える関係になっていきそう。これっきりにしたくない人には、これっきりにしないようにしていく。なんとなく合う人ってそんなには出会えない。

 

帰ってから、Netflixでアダム・レオン監督作「浮き草たち」を観た。演技じゃなくてほんとに惚れてるんじゃ!って思わせるような男性の瞳が良かった。音楽もよかったなー。またなんとなく気が向いて再生しそうな映画。

 

今日から8月だってさ。8月と9月って横にいるのにめっちゃ雰囲気違くない?