今の生活と嬉しかったこと

「牛乳、ある?」

この言葉がLINEで送られて来た瞬間、あぁ一緒に暮らしてるんだ、と実感が湧いた。京極さんと一緒に暮らし始めてまもなく2週間。とてもスムーズに進んでこれた。今日は京極さんが飲み会なので、嬉々としてブログを書いている。

 

今のお部屋は窓の向こうに木があるだけだから、人目を気にせずだらしない格好で窓を開け閉めできる。今までは映画「裏窓」のような感じで向かいにマンションが建っていたから、何をするにもそそくさとやっていた。1人暮らし同士の同棲なので、お互いが使っていたものが半分半分で部屋が構成されている。慣れた心地良さと新鮮さがミックス。自分にとってどちらでもいい事は、相手のこだわりに合わせた方が気が楽という事を知った。~~しなくちゃ、という気負いがなく、日々が楽ちんだ。

 

「クリームシチューにうずらの卵入れるんだ」と言われ、「うん。合わない?」と聞いたら、「いい、すごくいい」と高評価だった。鶏肉が大きかったのも良かったらしい。京極さんは私よりも料理が上手で、今まで私が作るよりも、京極さんが手作り料理を振舞ってくれることの方が多かった。誰かにご飯を作ってもらうって本当に嬉しい。かっちり作るだけじゃなくて、手抜きする為のレトルトもちゃんと常備して活用するのがグーググーググー、コーッ!(突然のエドはるみ)

 

明日は親友の実家に行き、赤ちゃんに初めて会ってくる。小学校からの大事な大事な友達。その子は沢山辛い目に遭い、掛ける言葉も見つからないような時間を過ごしていた。自分は無宗教なのに、母親とその子の話をすると「でも最終的には神様が味方してくれると思うんだよね」と私はよく言っていた。今回、無事にお母さんになった報告を受け、私はその報告を母にし、2人で電話しながら泣いた。産んでない人は産んだ人を嫉妬の対象でみると思われがちだが、大切な人の大切な人は私にとっても大切で、もう既に宝だ。明日、泣きどおしになりそうで困ったな。本当に良かった。親友の心からの笑顔が見られるのは何年ぶりだろうか。おめでとうと、お疲れ様をしっかり伝えてくるんだ。