ジムからの帰宅

契約してきました。

過去にジムの前を通っていた時、2階で走っている人たちから、ガラス越しになんとなく見られている気がしていたけど、いざジム側から見ると、ガラスに映る自分しかほぼ見えない事がわかった。自意識過剰を鎮火してくれてありがとう。

 

機械やらシステムの説明を1時間してくれるってことで、後日でもいいけど22時からでもいけまっせ、との事だったので、それまでの間、チャリンコ・マッサージチェア・ランニングマシーンをいそいそとやった。チャリンコ漕ぎながらテレビ見始めたんだけど、イヤホンは機械についてるのか自分からの持ち出しなのかわからなくて、降りて係の人に聞けばいいもののストップするのがめんどくて隣の人に聞くというザッツおばさんぶりを発揮。そのお姉さんも初めてで知らなかったという。

 

説明は係の人1人とお客2人のセット。もう1人のお客さんはイヤホンの件を聞いた女性だった。トレーニングマシンに触れたの初めてで、きっつ!!とか、いける気がするー!とか小声で1人で盛り上がった。堪え性のない自分は1セットでばてそう・・・って感じだけど、やってくうちに出来るようになっていったら嬉しい。友達同士でキャッキャ言いながらチャリ漕いでる人もいれば、ランニングマシーンで猛スピードで走ってる若者もいれば、超絶スローペースで歩いてる老人もいた。チラ見したスタジオでは沢山の人がズンバなるものを踊っていて、5年通ってもあのイケイケなダンスは出来る気がしなかった。す、住む世界が違う・・・というか、10分の1のスピードくらいでないとダメそうな・・

 

最後にお風呂でさっぱり。冷たい風を感じながらの露天は気持ちよかった。まじで銭湯代わりになる。貧乏根性は控えめに、適度な所でやめにする勇気を持って楽しめたらいいな。

ジムへ

これからスポーツジムの契約に行って、運動してお風呂に入ってくる。

 

そこは、うちから徒歩3分程の場所にある。昨年の秋頃に外を走っている時、ガラス越しにルームランナーで走る人達を見ながら、お金かけないで外を走ればいいのに、と思っていた。寒くなり、走るのをやめた途端、そのジムが気になり始めた。何度もホームページを開いては、うーん、うーん、と悩んだ。私は社会人になってから、何か習い事をしたり、映画館やTSUTAYA以外の場所に通う事をしたことがない。続くのかな、張り切るのは最初だけなんじゃないかな、そんな不安があった。

 

そのジムには露天風呂付のお風呂とマッサージチェア、4レーンのプールがある。うちでは沸かす気になれないお風呂にも入れるし、プールで歩くだけでも健康にいい!あわよくばクロールの練習をして息継ぎをマスター出来たら!なんて、迷う自分のテンションを上げようと必死だった。とことん悩んで、外を走れる時期に契約する自分に少し呆れる。月~木・土の20時半から24時までのナイト会員。税込み6,150円。週に2回銭湯へ行く母には安くていいしょ!と言われた。なんだか喜ばれたような気もする。色んな理由を考えて、やめるよりもやる方を取ることにした。自分の事だから、月額を行った回数で割って、1回これくらいか、まぁよし、なんて一人でほくそ笑んだり、苦虫を噛み潰したような顔をするんだろうな。春を言い訳に、レッツゴー。

二つかしこくなった

インドネシアじゃカルタはやらない

リピートアフターミー。はい、オッケー。

チリ産

リピートアフターミー。はい、オッケー。

 

数日前、「うち、結構首都言えるから問題出して!」と京極さんに頼んだ。ことごとく、「それ、国」と返されたんだけども。くだらないやりとりを経て、上記の覚え方で二つの首都はバッチリマスター!インドネシアの首都はジャカルタ。チリの首都はサンティアゴインドネシアもカルタやりますーちはやふるの影響でーみたいなマジコメント来たらどうしよう。ははは(乾いた笑い)

 

スマホのアプリを消して疎遠になったSNSって、キノコ生えてる感じしない?こないだ一個は退会した。もう一個は放置しまくってるから変な色のキノコ生えてそう。結局は学生時代からの友達とはSNSで繋がる必要が無いと思ってるんだろうな。時々わっと集まってくっちゃべって、それ以外の日常には触れなくてもいい。便りが無いのが良い便り。Twitterとブログが俗にいう裏アカ的な感覚。普段の生活が本アカ。昔からの友達にも家族にも京極さんにも、この場は秘密なのです。唯一危惧してるのは、京極さんを「京極さん」って呼んでしまったらどうしようって事。元カレと呼び間違えたって思われるの、わーやだねー。なんて不毛な誤解。「いやその、ほら、京極夏彦好きでしょ、その影響で・・うはは」って言いながらトイレ行こ。

 

 

試写会でした

今日は「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」の試写会だった。ペアだったから、ダメ元で京極さんを誘ったらオッケーとのお返事。平日の映画デートはなんだか新鮮だった。映画中にお腹が鳴らないようにビスコでも買おうと思ってたんだけど、吸い寄せられるように「アメリカンドック一つ・・」と店員さんに言っていた。京極さんは肉まん。

 

映画前、メリルストリープとトムハンクスの出てた映画の話になって、私は「クレイマー、クレイマー」と「キャスト・アウェイ」を挙げた。キャストアウェイ、大好き。あの雨のシーン・・・うぉー。無人島映画であり、胸がきゅっとなるラブストーリーでもあります。ペンタゴンの予告で観たトムハンクスの「ノットイェット」って言い方を何回も真似をした。ノットイェット。

 

ペンタゴンは働く機械萌え!格好良かったー。

 

自分が誘った映画を相手が喜んでくれるってやっぱり嬉しいもんだ。感想を言い合いながら、まだまだ冷たい夜風に身を震わせた。赤レンガテラスのフードコートでご飯を食べた。京極さんは布袋の麻婆麺。私は徳寿のローストビーフ丼。うまうまー。夜のフードコートもいいな。店員さんが食器下げに来ないし、お水もセルフで気楽。雪溶けたしお散歩したいねって話した。まだ春と夏を一緒に過ごしたことがないからワクワクする。

 

 

 

 

 

 

末井さんと荒木さん

昨日はダウンコートをクリーニングに出した。フードは別料金と言われたので、ズザッと取って、じゃぁこれはいいですと言った。地下鉄までの道すがら、手袋、マフラー、ニット帽を順に脱いでいった。春はぐいぐい来ているけど、これから冬が最後の意地を見せてくることは、37年北国育ちだから知っている。

 

すすきののサイゼリアで岡宗秀吾さんの「煩悩ウォーク」を一気読み。岡宗さんは大根監督とテレビマンズってイベントをやってる話し上手な業界人というイメージ。妹さんとのやりとりは兄を思い出さずにはいられなかった。キョンシーの真似を本気でしてきて、いっちゃった目でトイレまで追っかけてきて心底私を怯えさせたあの兄の事を。今も昔も仲は良くないあの兄の事を。第二弾が出たら是非読みたいと思う。

 

その後はスガイディノスで「素敵なダイナマイトスキャンダル」を観た。原作者の末井昭さんを知ったのは、荒木経惟さんの奥様、荒木陽子さんのエッセイ本を買ったことがきっかけである。10数年前かな。エッセイ本「愛情生活」に「陽子さんの想い出」というタイトルの別冊付録がついていて、それに末井さんは寄稿していた。短い文章ではあったが、文中に出てきた「ダイナマイト心中」という言葉のインパクトはずっと胸に残っていた。人の死に無感動で自分は人間として欠陥があるのではないかと考えていた末井さん。でも、陽子さんの死が、「本当に愛せる人がいたら、お互いの生命は大事にしなければいけない」と教えてくれたという。その後、末井さんの「結婚」を読み、飄々としていて、なんだか憎めない人だなぁと思った。凄い環境に置かれても、悲壮感が漂っていない。説教臭さが無い。私が感じた末井さんのイメージを映画はそのまま捉えていた。

 

映画を観た後、京極さんのおうちへ行った。一緒にouchiというお店でスープカレーを食べた。ホットペッパーのクーポンで、私はブロッコリー、京極さんはオクラを追加トッピングした。家に帰り、京極さんに録画を頼んでいた荒木さんのドキュメンタリーを見た。BSでやっていた「七十七歳の切実」。

 

荒木さんの写真で唯一私が涙をこぼした作品がある。陽子さんのこの表情を捕らえた荒木さんすごいと思っていた。そのドキュメンタリーでは、荒木さんが自分の作品で1作選ぶとしたらこれ、と私の意中の作品を挙げた。まじか。いや、そうか。だって本気で素晴らしいもん。ドヤ顔したい所だったけど、京極さんにバレないように目の淵に溜まった水をぬぐった。「素敵なダイナマイトスキャンダル」で荒木さんを演じる菊地成孔さんの腕に入れ墨があって、あれ?荒木さんは入ってないはずなのに、と思っていた。ドキュメンタリーに荒木さんのお父様の遺体の写真が映った。その腕に入れ墨があった。

 

パラソルの下で笑う陽子さんも、猫のチロちゃんももう生きていない。荒木さんのサイン会に行くと張り切っていた私に、「抱きついてきなさい」とアドバイスをくれた母も、なかなかである。

書くこと

読んでくれる人がゼロ人でも私はブログを公開し続けるのかな。書きたい欲と読んでもらいたい欲の割合が自分でもわからない。

 

数か月前、福山とか天海祐希が出ている番組で、浦沢直樹が「絵は毎日描けばうまくなる」というような話をしていた。そしたら文章も毎日書けばうまくなるのかな、とぼんやり思った。ってことは、文章うまくなりたいんだろう。ここは自分を吐き出す場だから、出来るだけ気持ちに合った言葉を繰り出したい。そして、嬉しかった事を吐き出したい。例えば、ポルトがまだ観れてなくて「早く観たい、自分はポルト好きな気がする」って言った時に、既に観ているさっちゃんさんが「好きだと思う」って目を見て言ってくれた事とか。実際好きだった。あの時ほんとはとても嬉しかったんだー、が溜まっている。

 

秀でたものがない学生時代だったが、唯一自分だけが選ばれた事があった。小学校の卒業アルバムにクラスの代表として詩が掲載された。何作か匿名で先生が読んでいって、沢山手が挙がったものが選ばれるって流れだった。担任の先生から、「2位だった子のこの部分もいいから、これも混ぜて書き直して」って言われて、今思えば大いに引く出来事ではあるんだけど、選ばれた事は素直に嬉しかった。だからといって、国語が得意でもなかったし、読書感想文は苦痛だった。

 

今はブログを読んでもらえてとても嬉しい。ここに書かれてる事だけで、ゆみってこういう人、って決められていい。自分ってほんと何もないな・・って思う時もあれば、毎朝同じ時間に起きて、吹雪の中出勤している時に、これで十分じゃない?って思う時もある。友がみな、われよりえらく見ゆる日もある。こんな自分をふいに羨ましがられて驚く日もある。うまくオチが見つけられない夜だってある。

母との時間

今日は我が家に母が来た。前日から仕込んでいたフレンチトースト。「わー喫茶店みたい!」とはしゃぐ母。以前何度か作った時にも喜んでくれていたんだけど、「フレンチトースト初めて食べた!」と言われてズコー。母は、みかん、りんご、イチゴ、プリン、ククレカレー、オロナミンC2本をお土産に持ってきた。前日に伝えた「手ぶらで来てね」を振りだと思ったのか?なんもいらんのに。

 

母は最近観た映画で面白かった作品を私に伝えようと、小さな紙にメモしていた。それは、「恋人たち」と「リップヴァンウィンクルの花嫁」の2作。安藤玉恵さんいいよねーと言い合う。「1日1本映画観るのが幸せ」と言っていた。近くのGEOまじで潰れないで欲しいね、と2人で願う。レンタル屋さんと銭湯に行くのが母の運動であり気晴らし。最近は家でラジオ体操をしていると言っていて、なんとラジオ体操のDVDを持ってるとの事。いつどこで買ったのかはなんとなく聞かなかった。母には母の世界があるんだ。「うち、第二のこれが好きなの」と母の前で体操をした。

 

母が愛犬といちゃついている間に、お土産用に卵焼きを作った。最近よくお味噌汁を作っているようで、お味噌汁いいよねーと言い合う。小分けになってるお豆腐が便利だって。私がちょっと脅したから、母は、愛犬と会うのはもしかしたらこれが最後になるかも、と感じていたかもしれない。フレンチトーストを喜んで食べる母、母が持ってきた犬用おやつにがっつく愛犬を見て、食欲があるのはいいことだ、と胸をなでおろす。

 

母は私が描いた愛犬の絵を見て、「ふくろうみたい」と笑っていた。犬だし!