夜のつぶやき

「おっそ!」って感じかもしれないけど、昨日コタツ布団を洗濯して片付けた。コタツ布団の上で丸くなって眠る愛犬が可愛いくてね。寝顔をよく見つめてた。14歳の愛犬は、仕事から私が帰っても気付かないで寝ていることが増えてきた。眠りながら苦しまずに亡くなって欲しいけど、まだまだいなくなったらやだ。

 

先日、午前10時の映画祭で「突然炎のごとく」を観たんだけど、私の母も劇中に出てくる女性と同じく、「背中を掻いて」とよく周りにお願いしてた。兄も私も、爪に粒子溜まるからやだーとか言ってふざけて逃げて、いつも父が両手で掻いてあげてた。服をベロンとめくるから、前から見てると乳首丸出し。ソファーに2人並んで背中を掻いてる姿は、猿がノミ取りしてるみたいで可愛かった。

 

引っ越してから母がとても元気でよく笑う。今みたいな毎日がずっと続いて欲しい。平凡は努力の上にしか成り立たない。道なんて簡単に踏み外せる。

 

みんな違って、みんなそれぞれ魅力があるってよく思うのに、なんでそれに自分が含まれてるって思えないんだろう。何も持たず、何も出来ない自分のまま、ここまで来てしまった。