ある一面

短大を卒業し、あるメーカーで営業事務として働いた。働き始めて数ヶ月した時、先輩が結婚すると知った。一年近く先の日付で式場を押さえたと聞いた時、「一年後にもその人のこと好きって思えてる事が凄いよなぁ」とぼんやり考えた。これを読んで、なんだこいつと思う人もいるでしょう。自分でも少しそう思う。

 

36歳の今。結婚をし、子供を産み、家を買っている友達が何人もいる。自分は過去に結婚していた時、家を買う事を拒否した。ずっと賃貸でいたかった。

 

考えてみると、自分は遠い未来に向けて何かを約束をする事に疲労感を覚える性格のようだ。本気で正社員枠を探さずに、派遣や契約社員でいるのも、期限が決まっている事に安堵感を覚えているからかもしれない。不安定さを嘆きつつも。

 

今日、こだまさん著「夫のちんぽが入らない」を読んで、そんな事を書きたくなった。ほんとはもっと書くべき内容があるような気もする。でも今はこれが書きたかった。