トイストーリーを見た

4連休でトイストーリーを全作見ようと思い、レンタルした。確か3で号泣したんだけど、ほとんどストーリー忘れていて、んで4はまだ見てなかったから、これは一気見するいい機会だぞと。

 

そしたら、まぁぁどれもよく出来た作品だった。特に1のテンポの良さと3のラスト。4はボーニーちゃんの家族の歩みに支障をきたしているシーンがちょっと引っかかったけど、またボーに会えて嬉しかった。キャラクターがみな愛らしく、切なさも感じずにはいられない。

 

4のアンティークショップにいる女の子の人形を見て、小さい頃に一緒にいたエミリーちゃんという人形を思い出した。ピンクのワンピースを着ていて、横に寝かせると目をつぶる、寝顔が可愛い人形だった。よく一緒に寝ていた。映画を見た後、パートナーに、うちにエミリーちゃんって子がいてさ、と伝えた。

 

先週の金曜、母に電話をした時、連休でトイストーリー見る事を伝えていた。昨日、母に電話をして、トイストーリーの感想をざっくり伝えると、母も週末に4をレンタルして見たと言っていた。母は、「あのアンティークショップの人形を見て、エミリーちゃん思い出してね、出してお洋服洗濯したの」と言っていて、胸にじわっとしたものが広がっていった。母は私が大切にしていたぬいぐるみや人形たちに囲まれて、一人で生活している。

 

トイストーリーに出てくるボーニーちゃんという女の子は、ベッドにぬいぐるみを沢山並べて、布団を掛けてあげて、自身ははじっこで寝ていた。今の私は、枕元に本があり、スマホから流れるラジオに耳を傾けながら、眠っている。愛犬が枕の横で丸くなって寝ていた事もあった。処分した子たち、実家に置きっぱなしの子たち、その子たちと過ごしている母に思いを馳せる映画鑑賞だった。