まるちゃんと西さん

昨日、散歩がてら京極さんとホーマックへ行った。片道30分。雪も溶けてきたって事で、ブーツではなくスニーカーで。KEENのスニーカーはめちゃ履きやすい。「だまされたと思って履いてみて」ってPOPに書いてて、履いたらまんまと惚れた。どこまでも歩けそうな安心感。足元は軽やかでも、ニット帽、真冬用のコートに裏起毛のズボン。ちょっと歩いただけで、じわっと汗。道はアップダウンが激しく、坂道を登りながら、「なんか、ちびまる子ちゃんの登山の回思い出すな!」と京極さんに言った。足を揃えて膝を曲げずに前に倒れる(マイケルジャクソンのやつ)。そうすると自然に片足が前に出て、疲れていても前に進めるってやつを実演した。「最後、花輪君からもらったチョコ、家族に食べられちゃうんだよ」とネタバレ全開で説明。

 

ホーマックに着いたらまず100均。気になってたコーラのストロベリー味を買った。まあまあ。熱帯魚コーナーをブラブラしながら、「なんか、ちびまる子ちゃんのザリガニの回思い出すな!」と京極さんに言った。あんなに悲しい「良かれと思って」はそうそう無い。

 

京極さんは板を見に行き、私は休憩コーナーで読書。最近は既に読んだことのある西加奈子作品を、再び一度読んでいる。又吉さんが、「絶望するな。俺たちには西加奈子がいる。」ってどこかで書いていたけど、とても納得。とりあえず今は西加奈子を読もう。そんな風に、西さんの作品を身体が欲するのは2回目じゃないかなぁ。なんとなく、不安な気持ちを覆って欲しいのかもしれない。日本が、他の国の人達が、落ち着いていない今の状況。いつになったら収束するのかな。

 

見知らぬワンコの足跡が見れる季節がもうすぐ終わる。

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