ヒックとパンダ

ヒックとドラゴン、カンフーパンダ、不機嫌な過去、の内容に触れてます!

 

 

さて金曜日。仕事の帰り道、日清のもちっと生パスタのボロネーゼとポップコーンと炭酸水を買って帰った。冷凍食品の生パスタ、美味しいよ。小洒落たお店で、小さい麦わら帽子をひっくり返したようなお皿にちょこんと盛られてたら、やっぱり高いパスタは美味しいね、とか言っちゃうレベル。GACKTは見破るだろうけど。

 

今日は「ヒックとドラゴン」と「カンフーパンダ」をNetflixで観た。

ヒックとドラゴン」はトゥースがめんこかったねー。比べるとほかのドラゴンのアクが強い!受け口のドラゴン多。岩崎宏美の真似をするコロッケか。

トゥースの翼をヒックが手作りして付けるシーンが良かった。傷ついた大人をちびっこが見つけて、親に内緒で小屋で世話をしてあげるみたいな映画を思い出した。タイトルは全然出てこないけど。隠れてパンを差し入れしたり。どの年齢でも、人は何かをお世話したり、手助けしたいって思う生き物なのかな。空を飛んでいるシーンの爽快感もいいし、最初に誰が対立構造を生んだのかはわからないけど、それを取っ払ってドラゴンと平和に共存していく流れが良かった。あと、アスティ(女の子)が「これは〇〇の分」ってパンチするシーンって、孫悟空を思い出すか、桜木花道を思い出すかで分かれそう。

 

そして、正直ヒックとドラゴンより面白かったのは「カンフーパンダ」ですよ。良かったわぁ。修行シーン、胸熱!アクション、キレッキレ。老師様、その年の上司にしたいランキングに入ってもよかったんじゃないか?迷いながら、尊敬する人から教えを請いながら、育てたい相手を信じ抜く。そして、自分の行為に責任を持って落とし前をつける。素敵!手触り良さそうな毛質だったから撫でたい。ちっこいぬいぐるみ売ってたら買っちゃう。

パンダのポーはさ、え、90分ちょっとの映画でこのプヨプヨポーさん、ほんとに成長できるの?っていぶかしい気持ちで観てた。まぁ普通に考えたら成長しなかったら映画にはならないだろうから、そこはしっかり鍛えられていくんだけど。観ながら、「不機嫌な過去」の「あなたが見ている未来は過去」みたいなセリフを思い出した。人が思い描く未来って、過去に経験したり、本で読んだり、映画で観たり、どこかで見知ったバリエーション。明確な前例がないと、不安になるし、成し遂げられないって思うのが自然な流れ。思いもよらない状況に置かれたポーさんを、後ろ向きな目線で見ていたのは過去に囚われた自分。誰にだって、今まで知らなかった種類の未来がやってくるかもしれないだよね。前人未到な未来がやってこないなんてどうして言えよう。

やるって決めて進んでいくポーさんは格好良かった。目的を達成する為に頑張っていたけど、気が付けば、それを超えた所にポーさんは到達していた。

 

声優が誰か調べずに観たから、エンドロールでめちゃびっくりした。豪華ー!!