それ言う?!

チョコシフォンケーキが焼き上がりました。お部屋がいい香り。失敗を重ねながら何度も作ったから、もう手順が頭に入って段取り良く作れるようになりました。バターを使わないから洗い物がラクチンだし、低コストで作れるし、いいお菓子を覚えたな。

 

さて、カップリングパーティについてですが、私が一番強く覚えている男性の話をします。その男性は私の前に座ってプロフィールシートを眺めると、「あれー?」と言いました。そして「あれー?あれー?」と言って周りを見渡したんです。そして、「今まで得意料理にオムライスって書いてた人何人もいたんですけど、そう書いたら男ウケがいいってマニュアルにでも書いてあるんですか?」と言ったんです。

 

もうこれぞ、なんだチミは、ですよ。思った事が瞬時に口からこぼれる魔法をかけられたのかな。今、言う必要あるかね?そして私のオムライス、家族とか友達から評判良くて、唯一自信ある料理だもんね!でもそれをあなたが食べる機会は一生!そう一生!訪れない!

あぁ、数年前の話なのに現役バリバリの熱量で思い出せる。まぁ実際そこまで怒ってないし、このネタを何度か友達に話してその場が沸いたからいいんだけど。このブログを友達が読んだらゆみのネタじゃんってバレちゃうな。つくづく、正直さは大事だけど、世の中には言わなくていいこともあるよねって思います。それ言われてから、プロフィールシートにはオムライスじゃなくて鶏の照り焼きって書くようになった自分も弱って思うけど・・・一瞬しか会わなかった人なのに、言葉だけがずっと残っていく。ネタにすればするほど、記憶に定着していく。

 

さぁ、これから「ザ・マミー呪われた砂漠の王女」観に行って来ますよ。明日はアキラシアターで上映会。みんなに会えるし。あべちゃんのカレー食べれるし。嬉しいな。いってきまーす!

丼とこい

カップリングパーティで配られるプロフィールシート。

「最近興味のあること」の欄に私が書き続けたものがありました。それが「焼きそば牛丼」です。「おーい、そこからまず挑み方が間違ってるぞー」という声が遠くから聞こえてきそうですが・・・進めます。一時期すき家で売られていた焼きそば牛丼。初めてCMで見た時、「牛丼の上に焼きそば?!いやーよく企画通ったなー!そもそも、白米と焼きそばを同じタイミングで食べる機会すらないぞ!炭水化物on炭水化物!うぎゃー食べてみたい!」って思ったんですよね。なんか笑っちゃいません?焼きそば牛丼ですよ。なにそれ。食べない手はないでしょう。そんな感情がマックスの時に、ちょうどカップリングパーティに行き始めたので、ガチで興味を持っている焼きそば牛丼を躊躇なくドンと書いてみました。

 

「焼きそば牛丼、俺も気になってたんですよね」「ほんとですか!なんか面白そうですよね」「今度一緒に食べに行きましょうか」「!!はいっ!」ってなったらいいなぁ。一人で食べるより、誰かと笑いながら食べたい。そんな期待が、はい、正直ありました。

 

でも、実際は・・・「焼きそば牛丼ってなんですか?」「あ、すき家で出してるメニューなんですけど、牛丼の上に焼きそばが乗っかってるみたいで、食べてみたいんですよねー」「へーそうですか」「・・・はい。」的な流れが数件。全く触れてもらえないのが大多数。これが現実。パーティの後、一人で食べに行こうって何度も思ったんですよ。でも、次のパーティで食いついてくれる人がいるかもしれない。一人で食べるより、誰かと笑いながら食べたいし(さっき聞いた)。そう思うと二の足を踏んでしまって、結局いつものマックへ直行。焼きそば牛丼は早々に販売期間終了。好評だったのか不評だったのかは闇の中。でも、カルビマックのように伝説的に復活しないことから、そこは推して知るべしなのかもしれません。

 

今だったら、これから公開する映画のタイトルを書いたりするのかな。「ザ・マミー」とか書いちゃうのかな。いきなり「ジェニー!」って叫ぶ人いたら笑って笑って大変だ。いつか焼きそば牛丼復活のニュースが流れて、誰か一人でも私を思い出してくれたら、もうそれで報われます。今度は喜び勇んで食べに行きます。一人で。

 

 

ガチなプロフィールシート

パソコンから更新するようになって、文章が目に見えて表情豊かになったでおなじみのゆみです。こんばんは。(ウシダさんありがとう)

 

「~についてはまた別の機会に書く」と言ってなんだかんだで書かない日々を送ってきましたが、今回は書きますよ(養命酒の抱き枕、ちょびっと欲しい)。昔の婚活パーティの話。その時は婚活という言葉は使わずに、カップリングパーティと呼んでました。

 

まず流れから。

①ネット予約(だと割引)

②受付で番号札とプロフィールシートをもらって記入

③異性全員と1対1で会話

④紙に印象が良かった人の番号を書く(5人くらい書けたような・・)

⑤「あなたのことをいいと思った人は何番です」というようなことが書かれた紙が配られる(一喜一憂)

⑥フリータイム(食べることに集中)

⑦メールアドレス&渡したい相手の番号を書いた紙を司会者へ渡す(3人くらいまで)

⑧データ集計し、「カップル何組誕生しましたー」と司会者がはしゃぐ

⑨帰りに封筒を受け取る

⑩メールアドレスが入っている時もあれば、入っていない時もある

⑪ビルの下で自分を待っている人がいる時もあれば、いない時もある

⑫それぞれご自由に

 

といった感じでしょうか。

まずプロフィールシートについて語らねばなりません。

確か、「名前・何区に住んでるか・年齢・職業・血液型・趣味・特技・好きなテレビ番組・最近興味のあること」ここまでは男女一緒なんですが、女性と男性では1か所だけ違う項目があるんです。それは・・・女性は「得意料理」を書く場所に、男性は「年収」を書くんです。ヒヤー。怖いなぁ怖いなぁ。ガチですねードガチですねー。覆面でプロフィールシート無しのパーティのほうが楽しいんじゃないだろうか。アバウトタイムの暗闇の会とかさ。

 

私が行った会の人数は、少なくて8対8くらい、多くて30対30くらいでした。30人全員と1~2分プロフィールシート見ながらトークするわけです。喉カラッカラ、おでこ汗ジワー、同じ話何回しただろうか・・って放心状態ですよ。会場の形態としては、向かい合わせの椅子が大きな円になるように並べられていましてね。女性は一度座ったら動かず、時間が来たら男性が横にずれていきます。最近ロンペさんがお家でできる流しそうめんの写真を載せてましたけど、まさにそれで、箸を持って待ち構えるのが女性、流れるそうめんが男性なんです。男女の人数が必ずしも合うわけではないので、時折小休止があって、その時に、あぁ自分は何をやってるんだろうか、と素に戻るわけです。

 

具体的に思い出に残っている会についてはまた次回に。1つ小出しすると、その当時は好きなテレビ番組は「怒り新党」と書いていて、それでその場では意気投合した人もいましたが、だからって進展するかっていうとそうでもないのが世の常。おやすみ。

 

 

マック

スーパーサイズミー」を観て、マックについて語りたくなった。

 

私は大通駅や札幌駅をウロウロしている時、大抵マックの誘惑と戦っている。マックの中毒性にやられている一人である。ポテトSの金額でLを買えるキャンペーンを始めた時は、「つ、ついにやりやがったな・・」って思ったよね。揺さぶるなと。私を試すなと。身体に良くないって分かりながらも欲してしまう野菜感ゼロのハンバーガー。ポテトを食べてる時のあの「無」の境地。健康気にしてお茶にしても、あぁコーラにすればよかったとすぐさま後悔。ここまで来て、何及び腰になってるんだと。まぁでもスーパーサイズミー観たら、これからはお茶の割合増やそうと思ったけどね。

 

数年前、一か月だけ婚活を頑張ろうって決めたのね(元夫との出会いはその時期ではありません)。周りがどんどん結婚していき、合コンも無くなり、これは自分が動かなきゃ誰とも出会わないと思って、婚活パーティに何度も繰り出した。独身の友達を誘って行った時もあれば、一人で行った時もあった。「この月だけは頑張る!」そう気合いを入れて。幸い、女性は金額がかなり安くてありがたかった。何度か連続で行ったからか、主催者側から「人数少ないので今晩来ませんか?」とメールが来る始末。婚活パーティの内容はまた別の機会に書くとして、成果の無かった夜は必ず同じマックへ行って、ぐったりしながらやけ食いしてた。

 

誰からも自分がいいと思われない、自分がいいと思った人からは何もリアクションされない、そんな時はもう食べるしか無いですわ。自分はこのままずっと一人なんじゃないか、人はみなどうやって恋をしているんだ、そんな風に考えてどんよりしている私を慰めてくれたのは、今回もダメだったわってメールをやり取りして励ましてくれた女友達。そしてマック。あの頃はほんとお世話になった。投げやりな気持ちの時にぴったりだよマックは。一か月食べ続けるなら間違いなくモスがいいけど、無くなったら困るのはマック。あぁモスのこと思い出したらめっちゃ食べたくなってきた(そこはマックにしとけよ)。モスの値段の高い方のチーズバーガー食べた時は、「うまーーーー!!」ってなったよ。おやすみ。

ありがとう、ユミ・ファーザー

「ありがとう、トニ・エルドマン」に触発されて思い出話を書くだけで、映画の内容には一切触れません。

 

「父」と「自分の仕事」で思い出した話。

私は初めて勤めた会社を3年半程で退社しました。仕事の最終日、諸々の荷物の他に、予想外にも、仕事でお世話になっていた別の支所から大きな花束(鉢植だった気も)が送られてきて、全部を一人で持って帰るのが厳しい状況となりました。その日は送別会もあることから、無理を承知で自営業の父親に車で職場まで荷物を取りに来てもらうようにお願いしました。今思うとタクシーでもなんでも使えばいいじゃん、って感じなんですけどね、甘えていたんですねぇ。

父に荷物を渡し、無事退社したわけなんですが、いつだったか父が荷物に入っていた私のノートを見たと言ってきたんですよね。そのノートというのは、勤め始めた頃に先輩から教えてもらったことを走り書きしていたノートなんですけど、慌てて書いた字がミミズのような字でほぼ解読不能だったので、仕事から帰った後に、同じノートの後ろのページに復習がてらポイントをまとめて書いていったんですよね。そのノートを見た父は私に、「これ見て涙出た」って言ってきたんです。それに自分がどういうリアクションを取ったかは覚えていませんが、そう言ってくれた事だけは覚えています。そのノートから、父は自分の娘が悪戦苦闘している姿を感じ取ったのでしょうかね。ちょっと恥ずかしい気もしますが。

 

仕事の面で父が言ったことで思い出したことがもう一つあるので、それはまた別の機会に書こうと思います。

 

※最初「これ見て泣いた」と書いたんですけど、何か引っかかるものがあって記憶を手繰り寄せた所、「これ見て涙出た」が正解でした。

 

ヒックとパンダ

ヒックとドラゴン、カンフーパンダ、不機嫌な過去、の内容に触れてます!

 

 

さて金曜日。仕事の帰り道、日清のもちっと生パスタのボロネーゼとポップコーンと炭酸水を買って帰った。冷凍食品の生パスタ、美味しいよ。小洒落たお店で、小さい麦わら帽子をひっくり返したようなお皿にちょこんと盛られてたら、やっぱり高いパスタは美味しいね、とか言っちゃうレベル。GACKTは見破るだろうけど。

 

今日は「ヒックとドラゴン」と「カンフーパンダ」をNetflixで観た。

ヒックとドラゴン」はトゥースがめんこかったねー。比べるとほかのドラゴンのアクが強い!受け口のドラゴン多。岩崎宏美の真似をするコロッケか。

トゥースの翼をヒックが手作りして付けるシーンが良かった。傷ついた大人をちびっこが見つけて、親に内緒で小屋で世話をしてあげるみたいな映画を思い出した。タイトルは全然出てこないけど。隠れてパンを差し入れしたり。どの年齢でも、人は何かをお世話したり、手助けしたいって思う生き物なのかな。空を飛んでいるシーンの爽快感もいいし、最初に誰が対立構造を生んだのかはわからないけど、それを取っ払ってドラゴンと平和に共存していく流れが良かった。あと、アスティ(女の子)が「これは〇〇の分」ってパンチするシーンって、孫悟空を思い出すか、桜木花道を思い出すかで分かれそう。

 

そして、正直ヒックとドラゴンより面白かったのは「カンフーパンダ」ですよ。良かったわぁ。修行シーン、胸熱!アクション、キレッキレ。老師様、その年の上司にしたいランキングに入ってもよかったんじゃないか?迷いながら、尊敬する人から教えを請いながら、育てたい相手を信じ抜く。そして、自分の行為に責任を持って落とし前をつける。素敵!手触り良さそうな毛質だったから撫でたい。ちっこいぬいぐるみ売ってたら買っちゃう。

パンダのポーはさ、え、90分ちょっとの映画でこのプヨプヨポーさん、ほんとに成長できるの?っていぶかしい気持ちで観てた。まぁ普通に考えたら成長しなかったら映画にはならないだろうから、そこはしっかり鍛えられていくんだけど。観ながら、「不機嫌な過去」の「あなたが見ている未来は過去」みたいなセリフを思い出した。人が思い描く未来って、過去に経験したり、本で読んだり、映画で観たり、どこかで見知ったバリエーション。明確な前例がないと、不安になるし、成し遂げられないって思うのが自然な流れ。思いもよらない状況に置かれたポーさんを、後ろ向きな目線で見ていたのは過去に囚われた自分。誰にだって、今まで知らなかった種類の未来がやってくるかもしれないだよね。前人未到な未来がやってこないなんてどうして言えよう。

やるって決めて進んでいくポーさんは格好良かった。目的を達成する為に頑張っていたけど、気が付けば、それを超えた所にポーさんは到達していた。

 

声優が誰か調べずに観たから、エンドロールでめちゃびっくりした。豪華ー!!

365日のシンプルじゃないライフ

今週は扇風機いらず。薄着で柔らかいタオルケットにくるまって映画を観ている。

 

母と電話すると、まず天気の話。過ごしやすかったねー、とか、外の温度計〇〇度だったよー、とか。明日は知り合いのおじちゃんおばちゃんと夜ご飯を食べるようで、じゃあ明日は電話しないね、と伝えた。そういう日ってあまり無いから、母はソワソワしつつも待ち遠しそうだった。おじちゃんおばちゃんといっても、80代と70代の方々らしく、母が一番若手。「60代なんてまだ若いよ!」とかなんとか言われて楽しんできてほしい。

 

新潮文庫江戸川乱歩傑作選を読み終わった。9話の短編。「心理試験」「人間椅子」「赤い部屋」が好きだったなー。特に心理試験に出てくる斎藤君がお気に入り。迂闊なかわいい人。「芋虫」はどうしたって寺島しのぶさんの顔が浮かんだ。

 

Netflixでの映画鑑賞は絶好調です。ヒャッホーって感じです。一昨日かな、「365日のシンプルライフ」っていうドキュメントを観たんだけど、それはフィンランドの20代の男性が自分の持ち物すべてを倉庫に移して、1日1アイテムだけを倉庫から部屋に移動させてオッケーっていう決まりのもと、365日を過ごすっていう話でね。持ち物すべてって、服も家電も全部だよ。だから最初素っ裸なの。これだけ聞くとすっごい面白そうでしょ?実際そうでもなかったよ、って言ったらズコーってなる?ふふふ。

365個、彼は何を部屋に運んだのか気になるしょ?自分だったら何が必要かなって考えたくなるよ。部屋を見渡すとさ、私、自分の本棚、全然見向きもしてないんだよね。本の量は少ないんだけど、そこにあるだけで安心しちゃって、そこから何冊か消えても気が付かないかもしれない。全部読み直したいって気持ちもあるんだけど、つい新鮮なものに惹かれてしまう。大川編集長は以前、「本棚は人体」って言ってた。循環、血の巡り、新しい風。変化させるとしたら本棚とキッチン周りだな。「ザ・コンサルタント」のベンアフレックの引き出しみたく、必要なものを必要なだけっていう生活も憧れるけど、中々出来ない。こんなに箸いる?お皿いる?ビニール袋いる?わかっちゃいるけどやめられない。